競馬必勝法新聞だけで勝つ方法

先週の記事にも書きましたが、多くの読者の方から
「日刊スポーツコンピ指数」を使って新金丸法を運用するとどうなるの？
又は、
「私はデータマイニングではなく、コンピ指数を使っています」
というご意見をよく頂きます。
そこで今月からは、データマイニングの替わりに日刊スポーツコンピ指数を使
って新金丸法の検証を行いたいと思います。
その前に「データマイニング予想」を使った新金丸法について総括します。
【データマイニング総括】
マイニング予想を実際に使っている方は既にお感じだと思いますが、データマ
イニングの予想はかなり攻撃的です。
平気で単勝オッズ１０番人気以下の馬をデータマイニング１位に予想したりします。
先週の高田さん（仮名）のご意見の通り、安定感には欠けた予想家です。
特にデータマイニング予想３位の好不調の波は大きく、一旦不調の波にはまる
と大きな連敗の波に陥りがちです。
【最強の戦術】
に書いたように、新金丸法の基本は「単勝オッズ２番人気」です。
しかし、今回私が設定した連敗条件ではデータマイニング予想３位を購入する
機会が多いため安定感に欠けていました。
そこで、単勝オッズ２番人気の購入機会が多くなるように連敗条件を見直します。

単勝オッズ２番人気・・・・・３連敗
単勝オッズ１番人気・・・・・４連敗
単勝オッズ３番人気・・・・・４連敗
データマイニング予想１位・・４連敗
データマイニング予想２位・・４連敗
データマイニング予想３位・・５連敗

以上のように改良すればデータマイニング予想３位の大波に呑み込まれないの
ではないかと考えます。
ちなみに、
単勝オッズ１番人気が４連敗することはあるのですか？
単勝オッズ１番人気の的中時平均配当はかなり低いのですが？
という質問をたまに頂きますが、単勝オッズ１番人気の購入機会はかなり少なく、
複勝オッズが低いときの「枠連」勝負用だと考えてください。
このようにデータマイニングは好不調の波が激しい予想家ですが、競馬の波
を上手に捉えることにより大きなリターンを得ることが出来ます。
的中時平均配当が高めで、ときに複勝でも４ケタ配当が出たりもします。
転がし戦略において、この爆発力はかなり魅力的なので、攻撃的な投資スタイ
ルを指向する人に向いた予想家といえるでしょう。
【コンピ指数戦術立案】
日刊スポーツコンピ指数とは、馬の能力指数を数値化したもので、馬の過去の
実績や血統など日刊スポーツ新聞社の競馬データベースに登録されたデータを
はじめ、多くの情報をまとめて算出された日刊スポーツ独自の競馬指標です。
データマイニング予想同様、コンピ指数も詳しい予想ロジックは謎ですが、
データマイニングと大きく異なるのは、コンピ指数はレース前夜に配信される
指標であるという点です。
当日の状況によって刻々と変化するデータマイニングとことなり、コンピ指数
は当日の状況変化に対応しているわけではありません。
したがって、コンピ指数はデータマイニングと異なり、騎手や馬場状態などの
オンタイムで変化する事象よりも過去の実績や血統に重点を置いた指標であり、
データマイニング予想に比べて「守りの指標」、つまり人気サイドの指標であ
るといえます。
これらコンピ指数の特徴を踏まえた上で、実際にコンピ指数を利用した戦術を
考えてゆきたいと思います。
下の表は、先週日曜日の「オッズ＋コンピ指数」の複勝成績です。
ちなみに、「推奨」というのは、コンピ指数と共に配信される日刊スポーツの
推奨馬です。
【12月7日（日）中山競馬場】

（見にくい場合はクリックで拡大）
【12月7日（日）阪神競馬場】

（見にくい場合はクリックで拡大）
データマイニング予想に比べてコンピ指数は、オッズとよくシンクロしている
ことが分かります。
先週日曜日だけの結果ではまだよく分かりませんが、的中時平均配当もデータ
マイニングに比べてかなり低そうです。
よって、

単勝オッズ２番人気
コンピ指数２番人気
を軸として的中率を高めながら、
単勝オッズ３番人気
コンピ指数３番人気
を効果的に使って的中時平均配当を高めた戦術

を立ててゆくことにします。
また今回は会場ごとの波を考慮せず、連敗条件を高めに設定することにより競
馬リスクを抑えることにします。
よって、会場ごとの波を考慮しないことから中山、阪神両方を一つの会場と見
立てて複勝○×表を作成し直します。
【12月7日（日）中山＆阪神複勝○×表】

（見にくい場合はクリックで拡大）
オッズ＋データマイニングでは、勝負競馬場を関東、関西どちらか選んでいたので
予想家は
オッズ１位
オッズ２位
オッズ３位
データマイニング１位
データマイニング２位
データマイニング３位
の６人でした。
その点今回は予想家が８人に増えていますので、勝負機会が多くなりそうです。
勝負機会が多い＝リスクが増える
ということですから、連敗条件を少し高めに設定することにより競馬リスクを
抑えることにします。
以上を踏まえて私が今回立案した信頼ランク、連敗条件は下記の通りです。

単勝オッズ２番人気・・・４連敗
コンピ指数２番人気・・・４連敗
単勝オッズ３番人気・・・５連敗
コンピ指数３番人気・・・５連敗

（上から順に信頼ランクが高い）
あまりに勝負機会が少ない場合は連敗条件を変更する予定です。
投資で言うところの「試し玉」といったところでしょうか。
この信頼ランク、連敗条件を踏まえた上で複勝○×表を見ると、
中山の単勝オッズ３番人気が７連敗中
阪神の単勝オッズ３番人気が６連敗中
でチャンスです。
よって、今週は中山競馬場単勝オッズ３番人気から勝負スタートです。