競馬必勝法新聞だけで勝つ方法

おすすめの競馬本は何ですか?

おすすめの競馬本は?

今週は、読者の方々に聞いた「おすすめの競馬本」につ
いて書きたいと思います。

役立つ本については、現在メルマガ内で配布している新
金丸法基本テキスト申し込みアンケートでお聞きしまし
た。

新金丸法基本テキスト

アンケートにお答えいただいた全ての方のおすすめ本を
紹介するのは人数が多すぎて無理なのですが、ざっとア
ンケート結果から主なものを抜粋すると下記のとおりと
なります。

{+}

————————————————–
小宮誠の馬主馬券術
木下健の走馬眼伝授
勝利の方程式
あしぐち雅史さんの本
オッズの真実
蘆口真史インサイダー
浅田真人 日刊コンピの真髄
ラッキーゲート
ストック式錬金術
100円玉ではじめる驚愕の財テク新理論 完結編
激走レンジ
インサイダー馬券革命
ミツル氏の、コンピ本。
家を建てた!タチバナ式馬券術
竹内著「テン乗り勝負パターンの見極め方」
7日間で競馬のプロになる方法
種牡馬辞典
血統ビーム
400%馬券術
北野義則 馬券練習帳
新馬場適性理論
勝ち馬を探せ!
魔術師たちの心理学
馬券術 人間の条件
オッズオン理論
ハイパーナビゲーション
日刊コンピ大頭脳
天才数学者はこう賭ける
「勝ち馬」統計学
「数運」をつかむ技術 11億円稼いだ競馬統計学
水上学のシュボババ
スピード指数関係の書籍
複コロ三分割黄金法
ツキの法則「賭け方」と「勝敗」の科学
メビウスの方程式などの投資法の解説本
億の馬券術
林輝太郎 著『相場人生訓』
仲谷光太郎の「億の馬券術」シリーズ
休み明けの馬はなぜ嫌われるのか?
タイムショック(調教)
5万円を1906万円にした双馬式
本島修司さんのシリーズ特に「馬券の奥義」
ハートピアの馬券月収30万円相談室
フェイク馬の見つけ方(久保川真著)
穴馬券的中新理論(互當穴ノ守著)
日刊コンピ攻略法
勝てる思考の馬券術
3連単 朝イチからの「儲けの構造」
驚異の「競馬ブック」スピード指数100円活用術
その1万円は馬券に使え! 壱萬ボルト
厩舎名を見るだけで面白いほど当たる本
勝てる天才負ける凡才
ストック式錬金術
関一成「日刊コンピの使い方」
競馬のツボⅠ~Ⅲ
フツ-の主婦が月40万円ラクラク稼ぐ驚異の必勝理論
伊藤雨氷 リンク式馬券術シリーズ
3連単非常識馬券の当て方教えます 香田賢勝
————————————————–
etc…

案の定おすすめ本は様々ですが、これらの中でも特に多
くの方が上げていたのは、

●ハートピア関連書籍(100円で始めるシリーズ等)

●ラッキーゲート

●テン乗り

●オッズの真実

●馬券術 人間の条件

●オッズオン

この六冊です。

書評を見る限り、

●ハートピア関連書籍
●馬券術 人間の条件

この2つに関してはどちらかというと戦略作りに役立ち
そうな本です。
(ハートピア関連書籍は、昔たくさん読んだ事がありま
すが、「馬券術 人間の条件」に関しては読んだ事が無
かったので、さっそく注文しました)

一方、

●ラッキーゲート
●テン乗り
●オッズオン
●オッズの真実

これらに関しては、戦術づくりに役立ちそうな書籍です。

中でも書評を読む限り、ラッキーゲートとオッズオンに
関しては穴党に良さそうです。

ただ、オッズオンの著者の本を以前読んだ事があります
が、複雑なオッズ馬券術で実用は難しいという印象を受
けました。
オッズ馬券術に慣れた人はいいかもしれませんが、オッ
ズ馬券術にあまり慣れていない人には難しいかもしれま
せん。
(オッズの真実は「荒れる荒れない指数」と思考が似て
いる気がします。こちらもさっそく注文しました)

皆さん、結構いろいろな書籍を読んでいるんだなぁと感
心した一方、競馬関連書籍を全く読まないという人もか
なりいました。

たくさん読んだけど一冊も役に立たなかったという人も
多くおられました。

私も10年前までは、多くの競馬本を読みあさりました
が、競馬本で今本棚に残っているのは
「競馬投資家養成講座」で紹介している某本1冊だけで
す。

気づきのある本も確かにあるのですが、購入したほとん
どの本が、実際にその通りやってみても利益が出せない
机上の空論的な書籍だった記憶があります。

【100円玉ではじめるシリーズ】

そんな役に立たない本が多い競馬本の中でも、いくつか
私の馬券術を作る上で参考になった書籍があります。

アンケートでも上げる人の多かったハートピアの
「100円玉ではじめる驚愕の財テク新理論」シリーズ
は、大昔に何冊か読みましたが結構勉強になりました。
(現在廃版)

とはいえ、気づきは得られましたが実際には、実践して
も利益を出す事は出来ませんでした。

ハートピア関連書籍は基本的に追い上げ馬券術が多いの
ですが、全ての馬券術において「従属事象」を前提に理
論を組み立てているので現実にはなかなか利益を出すこ
とができません。

「従属事象」とは、確率用語なのですが、簡単に説明す
ると当たりくじをボックスに返さないくじ引き方法を言
います。

つまり、はずれがたくさん出れば、ボックスの中には当
たりくじばかりになるという考え方です。

しかし、競馬というものはこの「従属事象」とは逆の概
念である「独立事象」のゲームであると言われており、
当たりくじは常にボックスに返されるギャンブルです。

つまり、はずれがたくさん出たからといって次に当たる
確率が高くなるというものではないのです。

私の○×表は、同じように「従属事象」を前提とした理
論ですが、私の場合

「複勝」
「的中率30%以上」
「信頼ランク、連敗条件」
「流れを読む」

という条件を設定しています。

これらの条件を設定する事によっていかに競馬が「独立
事象」のゲームであっても、経験則から連敗した次は的
中する確率が高くなるだろうというのが私の考えです。

ハートピア関連書籍はこの点、これらの条件はなく、

「単純に単勝1番人気の追い上げ」だったり、
「単勝4番人気や枠連1番人気の追い上げ」など、

的中率が低い馬券を前提に戦略を組み立てるので、過去
のデータからカーブフィッティングにより利益が出せる
戦略
であっても、いざ実際に運用する段になると負けてしま

場合が多いのです。

過去の統計などから「絶対に負けない理論」を組み立て
ようとしているので、どうしても無理が生じるのですね。

しかし、「100円玉で始めるシリーズ」は、追い上げ
馬券術を学ぶに当たっては今でも参考になるところが多
い書籍なので、入手できるようであれば一読される事を
おすすめします。

【単勝全点購入馬券術】

ハートピア関連書籍の他に、私が勉強になった競馬本と
しては、タイトルはもう忘れてしまいましたが、

「単勝全ての馬を購入するという馬券本」

が挙げられます。

この馬券術は、単勝の全点を購入し的中率100%であ
りながら利益を出そうという面白い馬券術です。

つまり、18頭立てのレースであれば、単勝18頭全て
購入するのです。

もちろん、18頭全てを均等に資金配分して購入したの
では利益が出ないので、馬によって資金配分に軽重をつ
けます。

この馬券術は、

「勝ち馬を読む」

ということではなく、

「荒れるレースか荒れないレースかを読む」

事ができれば利益を出すことができるという考え方に基
づきます。

荒れるレースであれば、穴馬に資金配分を厚く、
荒れないレースであれば、本命に資金配分を厚く、

投資すると、

荒れるレースで、人気薄の馬が勝てば大幅プラス。
たとえ人気馬がきても資金は0にはなりません。

荒れないレースで、人気馬が勝てば大幅プラス。
たとえ穴馬がきても資金は0にはなりません。

このような結果になります。

たとえ荒れる荒れないの予想が外れトリガミになったと
しても資金が0にはならないので、長生き系馬券術と言
えます。

非常に面白い馬券術です。

しかし・・・

実際に運用してみると、利益が大幅にプラスになるとい
う事はなく、荒れる荒れない予想が当たったとしても、
ほとんどのレースにおいて少ししかプラスにならず、ト
リガミになってしまうケースばかりでした。

良く考えてみれば、単勝全点を購入するので、いくら資
金配分を上手にしたとしてもトリガミになる馬の割合が
半分近くになってしまうので当然ですね。

とはいえ、私は荒れる荒れない指数配信における、荒れ
るレースでの単勝多点買い戦術にこの考え方を利用して
います。

全レース的中率100%を前提に、全てのレースで全頭
を購入するからトリガミレースばかりなわけで、
勝負レース、購入対象を絞れば、強力な戦術になります。

●勝負レースを荒れるレースに絞る
●購入点数を単勝3番人~7番人気に絞る

これらの条件を設けることによって、荒れるレースと荒
れないレースを読むことができれば競馬に勝つ事が出来
るようになります。

「勝ち馬」ではなく「荒れる荒れない」を読めばいいだ
けですから、複雑な競馬が単純なゲームになるのです。

さらに、3番人気~7番人気の5頭のうち、来ない馬を
探し出して3,4頭に絞り込むことができれば回収率の
向上も見込めます。

「勝つ馬」より「負ける馬」を探す方が
楽だと思いませんか?

負け馬を探すというのは、競馬を愛する人に怒られそう
ですが、複雑な競馬をより単純にするにはこういった逆
転の発想も必要になるのです。

【複コロ三分割黄金法】

この他には、上記アンケート結果内にもある「複コロ三
分割黄金法」も複利の基本を学ぶのに勉強になりました。

これは、資金を均等に三分割する複勝転がし馬券術です。

簡単に言えば、資金を三分割し「1:1:1」に配分し
ます。

そして、ただひたすらに複勝転がしをします。

3回に1回大きく転がす事ができれば大きな利益を出す
ことができ、ある程度転がった時点で全ての資金を再度
三分割し「1:1:1」に配分して勝負します。

金丸法をより攻撃的にした感じですね。

この本は、私が金丸法と出会う前に読んだのですが、当
時結構衝撃を受けました。

複勝でこんなに儲ける事ができるのか!と・・・

とはいえ、これも実際に運用する段になると複勝転がし
の難しさに挫折する事になるのですが、複利の威力とい
うものを学びました。

この他にも、馬の見方やオッズ馬券術、その他追い上げ
馬券術、サイン馬券術に至るまで色々なものを読みまし
たが、あまり勉強になるものはありませんでした。

これら、私が学びを得た3冊には共通点があるのですが
何だと思いますか?

・・・

そうです、全て資金配分を工夫する戦略重視の馬券術で
あるということです。

競馬を始めた初期の段階でこれらの本に出会ったことが、
戦術(予想法)よりも戦略(資金配分を工夫する)を重
視する今のスタイルにつながっているのではないかと思
います。

とはいえ、これらの新金丸法の原型となった本は全て処
分しています。

なぜなら、今競馬をするうえで役に立つ本というのは、
全く別分野の本だからです。

では、その別分野の本とは何なのか?

それについてはまた次回お話しする事にしたいと思いま
す。(今週中には記事をUPします)