コロガシ系競馬必勝法の基本「パーレイ法」3
●パーレイ法の問題点その1「やめ時の難しさ」
まず、単純な確率論から、的中率50%の勝率でも7回連続で勝つ確率は1%もあ
りません。
それ以上となるとほとんどゼロに近くなっていきます。
また、理論上(あくまで机上での話です)競馬の場合、配当は変動オッズですから
非常に大きな金額を賭けると自分でオッズを下げるという可能性があります。
もちろん、人気のある馬連や馬複の場合は、大きな額をかけてもオッズが大きく変
動することがないと思いますが、複勝などの不人気馬券種ではオッズが大きく変わ
る可能性もないことはありません。
このように、パーレイ法は、無限に続けることができない競馬必勝法です。
つまり、一番の問題は、どこでゲームを止めるかというタイミングの難しさにあり
ます。
勝負とは、勝つ時もあれば負ける時もあります。
そして、競馬に絶対はありません。
どんなに勝つ確率が高くとも
負ける時はいとも簡単に負けてしまうものです。
追い上げ系競馬必勝法の場合、勝った時にセット終了などと投資の終了時点がはっ
きりしています。
しかし、パーレイ法の場合はその投資を終了するタイミングが非常に難しいのです。
連勝を続ける限り利益は膨らんでいきます。
しかし、苦労して連勝し、膨らんだ利益もたった1回の負けでマイナスとなってし
まいます。
いかに勝っているうちに勝負を終了するかがこの競馬必勝法のカギになります。