「D1. 私の競馬必勝法」のアーカイブ
私の競馬必勝法3【追い上げと転がし】
当サイトで紹介してきたとおり、競馬必勝といわれる戦略には昔から主にマーチンゲール
法を基礎とする「追い上げ」系の戦略と、パーレイ法を基礎とする「転がし」系の戦略の
2種類があります。
追い上げ系の基本戦略であるマーチンゲール法は守りの戦略。
転がし系の基本戦略であるパーレイ法は攻めの戦略。
です。
マーチンゲール法(追い上げ)の場合、100円でスタートし、的中時平均配当2倍の馬
券を購入した場合、
10回目までの総掛金は102,300円!
10回目に勝った場合の払い戻しは102,400円!
的中時の配当が2倍であった場合利益はたったの100円!!!です。
段々投資額が増えてゆくのに利益額は低く、これでは精神的に持ちません。
理論上は「必勝」の戦略ですが、予算が無限大の人しか実用が困難な戦略です。
一方、パーレイ法(転がし)の場合、100円でスタートし、的中時の配当が2倍の場合、
10回転がると資金が102,400円に膨れあがります。
回収率なんと1,024倍!!!
しかし、途中で1度でもはずれれば100円損することとなり、マーチンゲール法と異なりパーレイ法は「必勝」の戦略とはいえません。
ここで質問です。この2つの戦略あなたならどちらの戦略を選びますか?
・・・
私なら断然パーレイ法を選びます。
なぜなら、人にはそれぞれ予算というものがある以上、無限の資金力を必要とするマーチ
ンゲール法は机上の空論に過ぎず、一方パーレイ法はローリスクハイリターンな戦略とい
えるからです。
しかし、10連勝というのはものすごく難しく、不可能に近いというのも事実です。
的中率50%という高確率な予想力を持っている人でも10連勝する確率は、
0.5の10乗=0.0009765・・・!!!
つまり、1,000回に1回あるかないかです・・・
では、どうしたらよいのか?
守りの戦略であるマーチンゲール法と攻撃的な戦略であるパーレイ法を混ぜた戦略を考え
ればよいのです。
当サイトで紹介した各種転がし系投資法のうち、
「グッドマン法、バーネット法、イーストコーストプログレッション、金丸法」
がそれに当ります。
この中でも私は「金丸法」を基本戦略とし、それに「イーストコーストプログレッショ
ン」を組み合わせて戦略を作りました。
イーストコーストプログレッションの「プールする」という考え方と、金丸法の「複勝馬
券で勝負する」という考え方を組み合わせるのです。
複勝馬券の優位性については他のサイトでも議論しつくされているところかと思うのでい
まさら解説する必要はないかもしれませんが、一応ここでまとめておきます。
馬券には控除率というものがあります。つまり、胴元であるJRAの取り分です。
これが、単勝、複勝馬券は25%、その他の馬券種は30%です。
わずかですが、5%の開きがあるのです。
また、複勝馬券は理論上的中率がものすごく高い点が重要です。
複勝の的中率は、18頭立ての場合18分の3、つまり6分の1です。
馬連の的中率は、18頭立ての場合153分の1。
馬単の的中率は、18頭立ての場合306分の1。
このように、予想力云々は関係なしに的中する確率が複勝はダントツなのです。
もちろん、その分配当が低いのですが、
例えば馬連の場合、オッズ10倍台の馬券を10点均等買いしたとすれば、的中時の平均
配当は2倍以下になります。
つまり、複勝1点買いした場合と大差ないのです。
競馬戦略を運用する場合、前回【戦略と戦術】で書いたように、予想術より資金運用術が
大切となります。
よって、複勝馬券を選んで予想は簡略化し、資金運用により重点を置くのが最善なのです。
以上の理由から「複勝馬券をメイン」とする金丸法を基本戦略に選ぶわけですが、当サイ
トでも紹介したように、金丸法には勝負レースが少ない点など弱点が多く存在します。
その弱点を改良して戦略を組み立ててゆくのです。
ただし、戦略といっても1通りではなく、2種類必要となります。
それは、
多くの資金を投入することのできる人のための「強者の戦略」
少ない資金しか投入できない人のための「弱者の戦略」
の2つです。
次回からはそれぞれの戦略について具体的に説明していきましょう。
私の競馬必勝法2【戦略と戦術】【名戦略家VS名戦術家】
【戦略と戦術】
【戦略】とは、長期的視野、複合思考で特定の目標を達成するために力や資源を総合的に
運用する技術・科学である。
【戦術】とは、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動し
て戦闘力を運用する術である。
出典:ウィキペディア
簡単に言えば、マクロ的視点に立っているのが戦略、ミクロ的視点に立っているのが戦術
です。
これを競馬に当てはめると、当サイトで紹介しているマーチンゲールにはじまる資金配分
に関する各種競馬必勝法は戦略にあたります。
一方、競馬における戦術とは、スピード指数、コンピ指数、サイン理論、調教理論など、
各種勝ち馬予想に関する必勝法がこれにあたります。
つまり、戦略=資金配分術、戦術=予想術と考えて下さい。
今まで説明はしていませんでしたが、実は当サイトでも各所で「戦略」と「戦術」を使い
分けて書いています。
当サイトでは主に戦略面に重点を置いて競馬必勝法を紹介してきたため、戦術面の解説は
少ないのですが、「ウィナーズ競馬必勝法」「馬法の方程式」で少し戦術を紹介しています。
戦略がいくらすばらしくても予想がダメならばその戦略は机上の空論に過ぎません。
パンクします。
戦術(予想)がどんなにすばらしくても戦略がそれにマッチしていなければ儲かりません。
良くてトントンでしょう。
例えば、もしあなたが戦略としてココモ法を採用したならば、
的中率10%、的中時平均配当300%
の予想力が無ければパンクします。つまり、10回までにオッズ3倍の馬券を当てる戦術
が必要なのです。
金丸法ならば、
的中率33%、的中時平均配当150%
つまり、3回に1回オッズ1.5倍以上の馬券を的中させる戦術が必要となります。
このように、当サイトで紹介している各種戦略を採用するには、その戦略に必要な条件を
満たす戦術が必要となるのです。
逆に、
的中率10%、的中時平均配当300%
的中率33%、的中時平均配当150%
の予想力を持つ人が、何ら戦略を持たず均等買いしたところで果たして儲けることができ
るでしょうか?
一目瞭然です。・・・儲けることができません。
戦略だけでは競馬に勝てず、また、戦術だけでも競馬に勝てない。
戦略と戦術は両輪なのです。
戦略と戦術に分けて捉えると競馬は単純になります。
2,3ヶ月かけて一度あなたの戦術力(予想力)を調べてみて下さい。
その際大切になるのは、
的中率と的中時平均配当です。
一般に重要視されている回収率は、戦略を組み立てるにあたりあまり重要ではありません。
そして自分の予想力が分かったら、次に戦略をたてましょう。
あなたの戦術にマッチした戦略(当サイトで紹介している各種競馬必勝法)を採用すれば
それであなたの競馬必勝法が完成します。
均等買いでも十分儲かっているという予想力のある人なら、戦略によって更に儲けること
ができるでしょう。
自分の予想力を把握した結果、もしも自分には戦略の条件を満たす予想力がない、という
人がいれば、その時はじめて競馬で勝つために必要なものというのが見てきます。
足りないのは、
的中率でしょうか?
的中時の平均配当でしょうか?
的中率が足りないという人は、的中率を上げるための研究をして下さい。
的中時の平均配当が足りないという人は、的中時平均配当を上げるための研究をして下さ
い。
(私はおすすめしませんが、お金で予想力を高めるという道もあります)
ただ、自分で研究するのが面倒だ!というめんどくさがりな人は、今後も当サイトをチェ
ックして下さい・・・
【名戦略家vs名戦術家】
いきなりですが、徳川家康は天下を取った名将です。
しかし、彼は戦略家としては歴史上類を見ない名将ですが、戦術家としては凡将です。
徳川家康は、織田信長を手助けするも羽柴秀吉や柴田勝家など織田家直属の武将に比べて
華々しい武勲は少なく、「関ヶ原の合戦」「大阪の役」まで目立った活躍はありません。
特に、徳川家康vs武田信玄の「三方原の戦い」においては、老獪な武田信玄に屈し、
1,000人以上の死傷者を出し、徳川家康は大惨敗を喫します。
この戦いにおいて家康は、命からがら浜松城に逃げ帰り、恐怖のあまり馬上で脱糞したと
さえ言われています。
一方、真田昌幸・幸村親子は、天下一の戦術家です。
父昌幸は上田の役で、徳川秀忠38,000人の軍に対し2000人で応戦してこれを撃退。
子幸村は大阪夏の陣で、13,000+α人の徳川軍に対し3000人で突撃!
徳川家康に切腹を覚悟させるほどのところまで追い詰め、敵に「日本一の兵なり」
と言わしめたほどの名将です。
しかし、真田家は地方の一小大名に過ぎず、天下を取るには遠く及びませんでした。
これは一例に過ぎませんが、歴史上どのような場面においても、戦略力は戦術力を上回り
ます。
どんな名戦術家であっても天下は取れず、逆に戦略力があれば多少戦術面で失敗したとし
てもカバーできるのです。
競馬も同じで、多少予想力が低くても戦略がしっかりしていれば勝つことができます。
例えば、【戦略と戦術】で例示したように、
Aさん:的中率10%、的中時平均配当300%
Bさん:的中率33%、的中時平均配当150%
のごく平凡な予想力を持っていた場合。
均等買いでは全く利益を出すことができませんが、Aさんの場合はココモ法、Bさんの場
合は金丸法を適用することによって利益を出すことができます。
繰り返しますが、戦術は戦略でカバーできます。
競馬の世界では、一般的に予想力を持った人がもてはやされるため、TVやスポーツ紙な
どでも予想家の予想が当たった、はずれたという局地的な点が注目されがちですが、競馬
を投資と捉えるなら一番重視されるべきは予想の出来不出来ではなく
「いくら儲かったか」
なのです。
いつの時代も戦術家はヒーロー視されやすいため(私も徳川家康より真田幸村の方に魅力
を感じますが・・・)、目標の方向性を誤りやすいのですが、これからは名戦略家を目指
すようにしましょう。
以上ここまで戦略と戦術について解説してきましたが、
自分には予想力がないので採用できる戦略がない!
かといって予想力を上げることもできない!
という人も多いかもしれません。
ご安心下さい。
ここまでの解説は前提知識、序論でしかありません。
これからあなたに最強の戦略、最強の戦術をお教えします。
悪徳競馬情報商材を駆逐します。
オノケイジン
私の競馬必勝法1【まえがき】【最高規範】
【まえがき】
ここまで約半年の間、古今東西のあらゆる競馬必勝法を紹介してきましたが、本日より私
の競馬必勝法についてお話しします。
ここからが当サイトの本コンテンツです。
バカ高いあらゆる競馬関連の情報商材に負けない内容と自負しており、内容の全く無い検
索エンジン上位の情報商材宣伝競馬サイトに鉄槌を下すべく編集しています。
当サイトを毎週チェックすれば、あなたはもう詐欺的に高価な情報商材を買って騙される
ことは無くなることでしょう。
どの情報商材にも負けない競馬必勝法を伝授いたします。
なお、私の競馬必勝法を公開するにあたり料金を取ることはありません。
インチキ情報商材の広告に誘導することもありません。
ONOMANこと 小野けいじん
【最高規範】
さて、いきなりですが、あなたの概念をドラスティックに変える競馬必勝法探しにおける
最高規範をお教えします。
「株も競馬も変わらない。競馬をギャンブルではなく投資と捉えなければならない」
です。
ハァ?
と思われる方もおられるかと思いますが、これが最高規範、最高原則です。
私の考えた競馬必勝法は、楽しみながら儲けることを主眼としているのですが、スタート
に当たって少しまじめな話をします。
まず、はじめに私の競馬における目標利益について説明いたします。
私の目標は、【回収率110%/月(1.1倍)】です。
低い!
と思われる方もおられるかもしれませんが、私の競馬必勝法理論は転がし系ですので、
年に直せば、
1.1→1.21→1.33→1.46→1.61→1.77→1.94→・・・12ヶ月後=3.13
つまり、【回収率300%/年(3倍)】※と言うことになります。
競馬では700万馬券などというビッグニュースが多いため回収率300%というと少い
と思われがちですが、実はこれ凄い数字です。
今日投資の世界においては、
株、不動産、FX、IPO、商品先物、日経225
あらゆる投資商品がありますが、どれも絶対の必勝法はありません。
株式市場における投資信託においては、年20%(1.2倍)の利益率を毎年維持すること
ができるファンドマネージャーがいれば、そのファンドマネージャーは英雄扱いされる世
界です。
不動産投資においては、バブル期こそキャピタルゲインで年数百%の利益率と言うことも
ありますが、不景気の昨今はインカムゲイン8%(1.08倍)がせいぜいです。
上手な投資家でこの数字ですから、私の競馬における目標がいかに高いかわかるかと思い
ます。
私は競馬も上記投資商品の一つと考えています。
笑わせるな!競馬はギャンブルだ!
という人もいるかもしれませんが、実は株、不動産、FXなどもギャンブルに変わりあり
ません。
例えば、一般の株式投資家は何を見て株を売り買いしているのでしょうか?
多くの人は株式チャートを見て売買しています。
では、チャートとは何か?
過去の株価の変遷を書いたグラフです。
これって競馬新聞の馬柱欄と変わらないと思いませんか?
中には、企業のファンダメンタルを見て投資している。
という人もいるかもしれませんが、株の世界は複雑でいくらファンダメンタルが良好でも
天候、世界経済、事件、事故、あらゆる要素によって株価は変動するのです。
ファンダメンタルはそのうちのごく一部の情報にすぎません。
私的にはファンダメンタル≒調教、パドックという感じなのですがどうでしょうか。
日経新聞を読み万年筆を握るオジサン。
競馬ブックを読み赤鉛筆を握るオジサン。
どちらも同じです。
つまり、私が何を言いたいのかというと、「競馬で1ヶ月×倍!稼ぐ方法」とか、「回収
率×××%競馬必勝法」といった競馬特有の情報や誘惑を一切捨ててもらいたいのです。
(本当の意味での「ギャンブル」はごく一部のお小遣いで趣味程度に楽しみましょう)
本当に競馬で儲けたいなら概念を変えることから始めて下さい。
「株も競馬も変わらない。競馬をギャンブルではなく投資と捉えなければならない」
まずは目標とする利益レベルを株や不動産など一般の投資商品にまで下げましょう。
たとえ回収率120%/年だったとしても毎年これをコンスタントに続けることができる
のならば株における「スーパーファンドマネージャー」と変わらないのですから。
次回・・・私の競馬必勝法2【戦略と戦術】