最新追い上げ系競馬必勝法「馬法の方程式」5
<馬法の方程式まとめ>
馬法の方程式は、戦略的にはマーチンゲールの法則を競馬用に改造したものです。
競馬は、カジノのルーレットなどと異なり、オッズが一定ではないことから、マーチンゲール法のように常に資金を2倍してゆく必要が無く、もっと賭け金を抑えてパンクまでの勝負回数を伸ばすことが出来ます。これが馬法の方程式の発想の原点です。
よって、マーチンゲール同様に予想が的中しても利益が大きく増えるわけではなく、こつこつと資金が増えていくことに喜びを感じる忍耐強い人でないと運用が難しいのがこの競馬必勝法の欠点です。
また、賭け金を抑えることが出来る点や戦術的な工夫によりパンクする確率が減るようになっていますが、あくまでも「延命」的な意味合いが強く、賭け金がマーチンゲール同様増加してゆくのに変わりはありません。賭け金の増加額はウィナーズ競馬必勝法よりも上ですので、賭け金が増加しても機械的に賭けて行ける精神力の強い人でないと適用が難しいのではないかと思います。
このようなことから、私個人としては、馬法の方程式は勉強のために知っておいて良い理論かと思いますが、実践で使うのは難しいと考えています。
ただし、戦略面では採用しにくい馬法の方程式も戦術面については大変参考になる点が多くあります。
馬法の方程式の戦術は、ウィナーズ競馬必勝法同様「従属試行」の考え方に基づいています。
ウィナーズ競馬必勝法でも書きましたが、
確率の試行の仕方には二つの方法があります。独立試行と従属試行です。
例えば、三本のうち、一つだけ当たりくじがあっととします。
くじを一回引いて引いたくじを戻して、また引く方法を独立試行といいます。
従属試行は、引いたくじは戻さないで残ったくじを引く方法です。
確率は、どちらも三分の一で一緒ですが、従属試行の場合は三回に一回は必ず当たりが出ます。
かたや独立試行は確率の平均の法則により三分の一の確率で当たりますが三回に一回当たるとは限りません。
つまり、コインの裏表で1回表が出たら次は確率的に裏が出る確率が高くなるだろうというのが従属試行による考え方で、1回表が出たからと言って、裏表の確率は50%で変わらないというのが独立試行による考え方です。
何回連続して表がでようと、次に裏が出る確率は50%で変わらないのですが、私は10回連続で表が出たら次は裏が出るだろうと考えます。皆さんはいかがでしょうか?
馬法の方程式の戦術は、いくらでも応用が可能な考え方ですので、「従属試行なんて信じない!」という人以外はぜひ研究されることをおすすめいたします。
次回は、追い上げ系、コロガシ系どちらにも属しない競馬必勝法を紹介してゆきたいと思います。
いったいいつになったらおまえの競馬必勝法を紹介するんだ!
という人もいるかと思いますが、これらの有名な競馬理論は、私の競馬必勝法を説明する上で必須の知識になりますのでもう少しおつきあい下さいますようどうか宜しくお願いいたします。