競馬必勝法新聞だけで勝つ方法

私の競馬必勝法6【独立試行従属試行】【強者の戦術弱者の戦術】

【独立試行、従属試行】
今日はあなたに真実をお伝えしなければなりません。

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実は、当サイトに書いてある競馬必勝法は全て理論的に破綻しています。
なぜなら、どの理論も従属試行に基づいている理論だからです。

当サイトでも「ウィナーズ投資法」と「馬法の方程式」で少し出てきましたが、
確率を語る上では、独立試行と従属試行という2つの前提があります。

●従属試行とは、確率用語で前回の結果によってその確率が変わることを言います。

●その反対が独立試行と言い、前回の結果によって確率が変わらないことを言います。

例えば、当たりくじが1本、はずれくじが1本入っているボックスがあったとします。
一人がくじを引き、はずれだったとして、そのくじをボックスに戻す場合は独立試行。
ボックスに戻さない場合は従属試行となります。

ボックスに戻す場合、次の人が当たりくじを引く確率は50%
ボックスに戻さない場合、次の人が当たりくじを引く確率は100%

このように、前提によって確率が大きく異なってくるのです。
マーチンゲールにはじまる当サイトで紹介してきた多くの競馬必勝法は、従属試行を前提
としており、

はずれれが続いたから次に当たりがくる確率が高くなる。

よって、掛金を増額させる。
という考え方に基づいています。

私の競馬必勝法の基となる金丸法も「1:3:9」と資金を増額させており、根本理論は
マーチンゲール法と同様従属試行を前提にしています。

しかし、競馬は独立試行のゲームといわれています。

よって、連敗が続いたからもうそろそろ勝ちがきそうだ、とか、連勝しているからそろそ
ろ負けがきそうだといった考え方はまったく根拠が無いのです。

1番人気馬が今後一生勝たないなんてことも理論上あり得ます。
これは、競馬の世界に限ったことではなく、この世にあるほとんど全ての投資商品は独立
試行に基づいています。

株式投資の世界には、プリンストン大学バートン・G. マルキール教授の
「ランダムウォーク理論」という考え方があります。
この理論を一言で説明すると、

チャート分析しようが、ファンダメンタル分析しようが、スーパーコンピューターを使お
うが、猿がダーツで銘柄を選び株を買うのと結果は変わらない。

酔っぱらいが歩くように株価はランダムに動くので、株価の予想なんて誰にも出来ない。
という理論です。

競馬の世界も株の世界と同様に、
独立試行である以上、必勝法なんてないのです。

が・・・

この独立試行に基づくランダムウォーク理論少しナンセンスな話だと思いませんか?

経験というものを全く考慮していないのです。

プリンストン大学教授にたてつく気はありませんが、この世の中は010101のデジタルの世
界ではありません。

1番人気馬が今後一生勝てないなんてことはないでしょう。
武豊が今後一勝もできないなんてこともないでしょう。
あなたの競馬予想が今後一生はずれ続けるとしたら、それはセンスなさ過ぎです。
競馬自体をやめましょう。

いつかは当たりがくる以上、はずれくじはボックスから除かれているのです。

1番人気馬が、
東京競馬場
1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着・・・9連勝中
阪神競馬場
着外、着外、着外、着外、着外、着外、着外、着外、着外・・・9連敗中
だったとしたらあなたは次にどちらの競馬場の1番人気馬を買いますか?

・・・

私だったら絶対阪神の方です。
経験上1番人気馬が10レース連続着外はなんてそうはあり得ないからです。
まして複勝を買うならなおのことでしょう。

これが経験というものなのです。
また、たとえ独立試行を前提として競馬を考えた場合であっても悲観する必要はありません。

なぜなら、独立試行の考え方を前提にすると、前回書いた
「金丸法は5回に1度は破綻する」
という概念がなくなり、
「あなたは今後ずっと勝ち続ける」
という可能性だってあるのですから。

【強者の戦術、弱者の戦術】

競馬予想術と言ったら、スピード指数理論、データマイニング理論、オッズ理論、サイン
など古今東西多種多様のものがありますが、私の戦術はごくごく単純です。

競馬は必ず的中する従属試行のゲーム、連敗した後に実資金を賭ければよい。

これだけです。

もっと細かく説明すると、私の戦術は戦略同様、強者の戦術、弱者の戦術に分けられます。
リスク覚悟である程度大胆に勝負回数を増やすのが強者の戦術
リスクを踏まえ、勝負レースを徹底的に厳選するのが弱者の戦術
です。

どちらを選ぶかは、各自どこまでリスクを覚悟できるかによって変わります。

別に、強者の戦略をとる人が弱者の戦術を採用しても良いし、逆に弱者の戦略をとる人が
強者の戦術を採用してもかまいません。
ただし、私の経験上相性としては、
強者の戦略には強者の戦術が、
弱者の戦略には弱者の戦術が合っていると思います。

<強者の戦術>
複勝予想が3連敗した時点で金丸法をスタートして下さい。

<弱者の戦術>
複勝予想が5連敗した時点で金丸法をスタートして下さい。

この戦術を基本として、武器である予想術を組み合わせてゆきます。
私の中では、タイム理論、オッズ理論、データマイニング理論、サイン予想など、あらゆ
る予想法は「戦術」というよりもその下である「武器」に過ぎません。
次回は、各種「武器」別の戦い方について解説してゆきたいと思います。