競馬必勝法新聞だけで勝つ方法

私の競馬必勝法5【弱者の戦略】

今日は弱者の戦略について説明していきたいと思います。
あなたは1万3千人を率いる真田幸村だと思って読み進めて下さい(笑)
おさらいになりますが、金丸法の最大の弱点は、
3回に1回複勝を当てるのはそうそう簡単ではない。
つまり、戦術を駆使することにより40%程度の高複勝的中率を確保したとしても、
3連敗する確率は、
0.6の3乗≒21%
5回に1回の確率で3連敗してしまうことになります。
金丸法は転がりそうで転がらない。
これが金丸法の最大の問題でした。
そこで、強者の戦略では、資金を3分割して金丸法の破綻確率を減らすとともに、たとえ
1,2度破綻したとしても、資金配分に「1:2:4」の強弱をつけることによって負け
分を取り戻しリスクを回避しました。
では、資金が少ない弱者はどのような戦略をたてればよいのでしょうか。
例えば、
・資金13,000円
・複勝的中率約40%程度
・的中時の複勝平均配当は1.5倍以上
であった場合。
あなたならどうやって運用しますか?
・・・
答えは単純で、「強者の戦略」の「本隊」のみで戦えばよいのです。
強者の戦略と同じように資金を配分するというのも一つの手ですが、私なら兵力を一点に
集中させて一点突破をはかります。
なぜなら、むやみに資金を分割したとしてもリスクの割に資金があまり転がらず、効率が
悪いからです。
しかし、資金を一点に集中し、全額13,000円を普通に金丸法で運用していたのでは
金丸法の弱点を克服できず、5回に1回の割合で破綻が訪れてしまいます。
そこで、強者の戦略同様に資金を分割したと想定し、歩兵、騎馬隊は机上の勝負をするの
です。
歩兵  :     0円
騎馬隊:     0円
本隊  :13,000円
強者の戦略同様に歩兵、騎馬隊を金丸法で架空運用。
歩兵、騎馬隊が全滅した場合(金丸法で2回連続失敗した場合)に初めて実資金である本
隊を動かします。
本隊13,000円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
本隊の目標回収率は140%、具体的には利益額5,200円です。
金丸法で運用し、利益が5,200円以上出たら、つまり18,200円以上まで転がっ
たらいったん勝負終了。
歩兵での架空運用に戻ります。
そして、再び歩兵、騎馬隊が全滅したら(金丸法で2回連続で失敗したら)、実資金であ
る本隊を動かします。
本隊18,200円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
本隊の目標回収率は143%、具体的には利益額7,800円です。
金丸法で運用し、利益が7,800円以上出たら、つまり26,000円以上まで転がっ
たらいったん勝負終了。
この時点で総資金がスタート時の倍になりましたので初期投資額の13,000円をプー
ルして下さい。
これであなたは競馬で負けなかったことになります。
あとは残りの13,000円で好きなだけ勝負を続けて下さい。
あれ?
強者の戦略は7ヶ月後に初期投資額を回収できたのに対し、弱者の戦略は2ヶ月で初期投
資額を回収できてる???
と思うかもしれませんが、弱者の戦略は、
「2ヶ月」ではなく、「2回」の勝負で初期投資額を回収している
のであって、歩兵、騎馬隊が全滅してから本隊を動かすため結構時間はかかります。
歩兵、騎馬隊がなかなか全滅しない予想力のある人は、下手をすると一生勝負機会がない
かもしれません(笑)
ここら辺は、リスクに対する考え方によって人それぞれ戦略をアレンジすることが出来ます。
自分は13,000円なんてたいした額ではない。
と考える人であれば、歩兵が全滅した時点で本隊を動かしても良いでしょう。
ただし、13,000円なんてたいした額ではない。と考える人はリスクを抑えながら歩
兵、騎馬隊でコツコツ転がすことができる「強者の戦略」をとった方が私は良いと思います。
以上が「弱者の戦略」です。
弱者の戦略では全然儲からないじゃないか!
と考える人もいるかと思いますが、動かせる資金が少ない以上仕方がありません。
雪だるまを作っていると思って少しずつ少しずつ転がし、最終的には「強者の戦略」をと
れるように頑張りましょう。
2週に渡って「強者の戦略」と「弱者の戦略」を考えてきましたが、これらの戦略を支え
ているのは複勝的中率30から40%前後の「戦術」です。
次回は、複勝で勝つための「戦術」について解説してゆきたいと思います。