「D.最強の競馬必勝法」のアーカイブ

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私の競馬必勝法10【[各論]オッズを使う】

今日あなたにお話しすることは、私の戦術における最重要ポイントです。
私の競馬必勝法における奥義とも言える段ですので、少し分かりにくいかもし
れませんが我慢して読み進めて下さい。
【金丸法の問題点】
私の競馬必勝法において、戦術レベルにおける最大の問題点は、
前々回の「JRA-VANを使う」で書きました
的中時平均配当は150円をクリアするものの、配当150円以下の的中も多
い。
という点です。
下記の表は、前回書きました競馬ブックの優秀な予想家をピックUPしたもの
です。

ご覧のように、競馬ブック関谷さんの◎は、的中率50%、的中時平均配当1
75円で、一見金丸法で必要とする予想力を持っているように見えます。
しかし、問題は的中時平均配当で、12Rの420円が平均値を大きく上げる
のに貢献しており、その他の的中は150円以下のレースがほとんどです。
競馬新聞のトラックマンによる予想は、当然ながらオッズを見て予想している
わけではなく、予想結果が断然の1番人気であったり、穴馬であったり、その
的中時平均配当は様々です。
これは、関谷さんに限った話ではなく、その他の競馬新聞予想家、また、あな
たも直面する問題かもしれず、的中時平均配当の維持は金丸法で資金を運用す
る場合の最大のネックと言って良いでしょう。
そこで、今回この問題を解決するための方策について解説してゆきます。
【最強の予想家】
オッズを使った競馬理論本には必ず、
「オッズは予想家の英知を集積した最強の予想だ」
などと書いてあります。
しかし、このような考えは全くの誤りで、オッズは最強の予想でも何でもあり
ません。
なぜなら、ほとんどの人がはずれる競馬においてオッズは、
「外れる予想家」の英知の集積
に過ぎないからです。
では、オッズは全く利用価値がないのか?
いいえ、オッズは最強の予想家の一人です。
といっても、インサイダー情報によるオッズの異常投票を見つけて勝ち馬を予
想するなどという根拠のないカルトな競馬理論を展開するつもりはありません。
オッズを利用する最大のポイントは、このようなアホな考え方に基づくオッズ
理論ではなく、
・状況の変化に合わせてリアルタイムに変化する予想指標である。
・的中率、的中時平均配当が最も安定している予想である
という2点にあります。
よく、「予想時間たったの●分!前日の競馬新聞で勝ち馬が分かる!」などと
いう競馬情報商材がありますが、こうゆうのは翌日の天候が変化したときどう
対処するのでしょうか。
また、騎手が乗り変わったときどう対処するのかも不思議です。
その点、オッズは状況の変化にリアルタイムに対応する予想指標の一つです。
この辺は商品先物取引における市場価格に似ています。
また、長期的に見てオッズは、1番人気の的中率が2番人気より下ということ
はなく、的中時の配当が1番人気より2番人気の方が低いということもあり得
ません。
実に安定した成績を残しているのがオッズなのです。
これまで私がとってきたデータでは、単勝オッズの人気上位3頭の複勝的中率
は30%以上です。
短期的には多少の波はあるかと思いますが、長期的には今後も安定的にこの的
中率を維持することでしょう。
また、的中時平均配当についても安定しており、
単勝1番人気馬の複勝払い戻しは100円から150円
単勝2番人気馬の複勝払い戻しは150円から200円
単勝3番人気馬の複勝払い戻しは180円から250円
あたりに収まります。
では、これを踏まえて、単勝人気上位3頭のうち最も的中率が高く、それでい
て的中時平均配当150円以上という金丸法の基準を満たす予想はどれでしょ
うか?
・・・
そうです、単勝2番人気です。
単勝2番人気こそ、複勝の的中率、的中時平均配当が最も安定している最強の
予想家と言えるのです。
インサイダー情報によるオッズの異常投票を見つけようと必死になる必要など
全くないのです。
「単勝2番人気を複勝で買う」
これだけです(笑)
単勝2番人気を軸に複勝予想を展開することにより自然と的中時平均配当150円
未満というレースが減ってゆきます。
【予想家の順位付け】
ここまで各論において多くの予想家を見てきました。
・あなた
・JRA-VAN NEXT
・新聞のトラックマン
・オッズ
この中から最も的中確率の高い予想家の印で金丸法の勝負をすることになりま
す。
ここで問題となるのが、予想家の取捨です。
例えば、強者の戦術をとった場合、3連敗中の予想家を選ぶわけですが、3連
敗中の予想家が多数いた場合の予想の取捨が問題となります。
そこで、この出そろった予想家について、的中率や的中時平均配当、信頼度な
どを考慮して優先順位を決めます。
ここら辺はそれぞれ採用した新聞などが異なるため人それぞれかと思いますが、
私は、下記の順番が最も効率の良い順序と考えています。
オッズ単勝人気2位
オッズ単勝人気1位
オッズ単勝人気3位
JRA-VAN NEXTデータマイニング予想1位
JRA-VAN NEXTデータマイニング予想2位
JRA-VAN NEXTデータマイニング予想3位
最低1ヶ月的中率、的中時平均配当を調査した上で厳選した新聞TM予想
最低1ヶ月的中率、的中時平均配当を調査した上でのあなたの予想
前回までの、
【あなたの予想を使う】
【競馬新聞を使う】
の段では、説明上これら予想家をオッズやデータマイニングと同格の予想家と
して解説しましたが、実は私にとってこれらの格付けはかなり下です。
私は長年調べた結果、普段新聞TM予想は枠連の相手探しにのみ使っています。
(詳細は後日解説)
また、私自身は予想をしません。
ただし、もしあなたが1ヶ月以上かけて調べた自分の予想力や新聞TMの予想力がオ
ッズやデータマイニングよりも信頼度が高いと感じたならば順位を変えてもOKです。
逆に、的中率、的中時平均配当を調べる時間のない人は、新聞TM予想、あな
たの予想は無くてもOKです。
以上を踏まえて、
強者の戦術を利用する場合、上記の順番で3連敗中の予想家を探します。
弱者の戦術を利用する場合、上記の順番で5連敗中の予想家を探します。
では、具体的に解説してゆきます。
前回同様、
予算・・・10万円
戦略・・・強者の戦略
戦術・・・強者の戦術
という仮定で戦うとします。
まず資金を「1:2:4」に配分
歩兵 :14300円
騎馬隊:28600円
本隊 :57100円
歩兵14300円を金丸法で運用。
資金をさらに「1:3:9」に配分。
1100円:3300円:9900円
よって、金丸法の1回目1100円で勝負スタートです。
下記表は、先週6月28日のオッズ上位人気とデータマイニング予想を使った
結果一覧です。
クリックで拡大
前回解説したとおり、6月28日土曜日は1Rのデータマイニング予想3位を
購入することから戦いがスタートしました。
6月28日(土)福島競馬場
1R
前週7連敗中のデータマイニング予想3位を購入。
結果的中 配当210円
1100円→2310円
15510円を「1:3:9」に配分。
1200円:3600円:10710円
次は金丸法の1回目1200円で勝負
2R
前週から3連敗中のデータマイニング予想2位を購入。
結果はずれ
次は金丸法の2回目3600円で勝負
3R
4連敗中のデータマイニング予想2位を購入。
結果的中 配当180円
3600円→6480円
17190円を「1:3:9」に配分。
1300円:3900円:11990
次は金丸法の1回目1300円で勝負。
4R
前週から4連敗中のオッズ1番人気を購入。
結果的中 配当110円
1300円→1430円
17320円を「1:3:9」に配分。
1300円:3900円:12120円
次は金丸法の1回目1300円で勝負。
5R
3連敗中のデータマイニング予想3位を購入。
結果的中 配当160円
1300円→2080円
18100円を「1:3:9」に配分。
1400円:4200:12500
次は金丸法の1回目1400円で勝負。
6R
3連敗以上の予想無し、見送り。
7R
3連敗中のデータマイニング予想2位を購入。
結果的中 配当150円
1400円→2100円
18800円を「1:3:9」に配分。
1400円:4200円:13200円
次は金丸法の1回目1400円で勝負。
8R
3連敗中のオッズ3番人気を購入。
結果的中 配当200円
1400円→2800円
20200円を「1:3:9」に配分。
1600円:4800円:13800円
次は金丸法の1回目1600円で勝負。
9R
3連敗中のデータマイニング予想1位を購入。
結果はずれ
次は金丸法の2回目4800円で勝負。
10R
4連敗中のデータマイニング予想1位を購入。
結果的中 配当160円
4800円→7680円
21480円を「1:3:9」に配分。
1700円:5100円:14680円
次は金丸法の1回目1700円で勝負。
11R
3連敗中の予想無し、見送り
12R
3連敗中の予想無し、見送り
12R終了時点でオッズ3番人気が3連敗中。
よって、翌日6月29日(日)はオッズ3番人気から合戦スタート。
下記は6月29日(日)の一覧表です。
クリックで拡大
6月29日(日)福島競馬場
1R
前日3連敗中のオッズ3番人気を購入。
結果的中 配当220円
1700円→3740円
23520円を「1:3:9」に配分。
1800円:5400円:16320円
次は金丸法の1回目1800円で勝負。
2Rから11Rまでは3連敗以上の予想無し、よって見送り。
12R
3連敗中のデータマイニング予想1位を購入。
結果的中 配当190円
1800円→3420円
25140円!!!
ここで強者の戦略における歩兵での目標利益額1万円を突破(利益10840円)
しましたので今月の勝負終了です。
金丸法の1回目で的中する場合が多く、効率的とは言えませんが十分な成績と
いえるでしょう。
6月28,29日の成績
的中率=82%(9/11)
的中時平均配当=175円
利益=10840円

以上です。
目標達成までに使ったのは歩兵14300円のみ。
たとえ万が一、歩兵が全滅したとしても私には騎馬隊、本隊が控えています。
このように、戦略と戦術を分けて考えれば競馬は単純になります。
バカ高い競馬ソフト、カルトなインサイダー情報など怪しげな情報商材は必要な
いのです。

私の競馬必勝法9【[各論]競馬新聞を使う】

「競馬必勝法新聞だけで勝つ方法」
とタイトルをつけていながら新聞について全く触れずに数ヶ月がたちました。
JRA-VAN NEXTもオンライン新聞という意味では新聞なのですが、
本来の競馬新聞という意味では今回が初めての新聞についての記事です(笑)
【永遠なる諸葛孔明探し】
ネット上には多くの有料競馬予想配信サービスがあります。
私もギャンブルとしての競馬を楽しんでいた頃(ダイヤルQ2予想全盛の時代)、
何回か有料予想を利用したことがありますが、その全てがインチキ予想でした。
広告の高的中率、高回収率は、実は数多くいる予想家全体での成績だったり、
そもそも広告の成績自体が架空だったりします。
この場合、あなたが入会したその週から急激に成績は落ちます(苦笑)
また、有料予想の多くは8週間程度で一区切りつけます。
これはなぜだか分かりますか?
開催期間で分けているというのが表の理由ですが、
裏の理由は期間を区切ることにより別商品を生み出すことができるからです。
「今回は成績が悪かったので、あなたは特別に次期は半額で入会することが出来ます!」
「今期は成績が悪かったので、特別にプレミアムコースへの入会を認めます!」
あなたも経験があるのではないでしょうか?
別商品を割引、又は特別に提供することで、成績が悪かったことへの消費者の
感情を抑えるのです。
星の数ほどいる有料予想家の内、一人ぐらいは本物がいるのかもしれませんが、
広い中国で諸葛孔明を探し回るがごときです。
【すぐそばにいる諸葛孔明】
競馬を予想する上で必須のアイテムである競馬新聞ですが、多くの人は予想家
の印をあまり重視していません。
中には、予想家の印をポイント化しその合計を予想に利用している人もいます
が、ほとんどの人は馬中欄や調教欄、厩舎のコメントなどを主に利用する人が
多いようです。
あなたもその一人だと思いますが、これは実に勿体ないことだと思うのです。
格安とはいえ、競馬新聞の予想は有料の予想であり、その予想家は表に出て予
想する以上、一般人の予想成績を上回る結果を残さなければならない事情を抱
えています。
ネット上に多く存在する、「表に出てこないインチキ予想家」とは覚悟が違
います。
まして狙う馬券種が複勝だとしたらどうでしょうか。
◎○が3着以内に入らないレースが沢山あるようでは、おそらく翌開催からそ
の予想家は欄外に消えることでしょう。
厩舎の情報、調教の情報をリアルタイムに知ることが出来、かつ、一般人より
多くの時間を競馬の予想に当てているであろう競馬新聞の予想家は、格安で雇
える最良の武将の一人といえるのです。
前回説明したように、的中率30%以上、的中時平均配当150円以上の競馬
新聞の予想家を多く雇い入れることによって、あなたはより的中確率の高い勝
負機会を見つけることが出来るようになります。
一人でも多くの武将を見つけ出し、傘下に加えるようにしましょう。
【良い競馬新聞予想家の見つけ方】
新聞はスポニチ、ニッカンなどのスポーツ紙でもかまいません。
とりあえずあなたが普段利用している競馬新聞の予想家の複勝成績について、
最低1ヶ月は的中率、的中時平均配当を研究して下さい。
もちろん、時間とお金に余裕のある人は多数の競馬新聞で研究されることをお
すすめします。
繰り返しになりますが、雇い入れる武将が多ければ多いほど「レアケース」が
増え、より的中確率の高い予想を選択することが出来ます。
面倒ですが、この研究過程における一覧表作りが、競馬を投資として勝負して
いくための礎になります。
株式投資におけるチャート作成のようなものですので、気合いを入れて頑張り
ましょう。
これからあなたにお見せするのは、先週6月22日の「競馬ブック」と「一馬」
の予想家成績表です。
私は主にこの2紙を長年見てきていますが、
競馬ブックは穴馬予想家が少なくオーソドックスな紙面、
一馬は一人、二人穴予想家を入れて楽しい紙面
にしているようです。

上記は、先週6月22日福島競馬場2日目開催の「競馬ブック」トラックマン
の予想結果です。
的中率30%未満、的中時平均配当150円未満はブルーで表示しています。
この表を見ると、
田村さんは本命は手堅く予想する一方で、対抗には結構穴馬を持ってきている
ことが分かります。
吉田さんは本命は穴を狙う一方で、対抗は手堅くまとめていることが分かります。
本紙的立場の松本憲さんは、非常に手堅い予想家であることが分かりますね。
競馬ブックの場合、この他にも欄外に「スタッフ予想」「各種指数による予
想」「関西担当スタッフ予想」などもあるので、これらの予想を利用しても良
いでしょう。
今回はとりあえず上記の7人の予想家の◎○から、優れている予想家をピック
UPします。

上記は、的中率、的中時平均配当などから良さそうな予想家を5人(5個)ピ
ックUPした一覧です。
もちろん、5人にしぼりきれなければ多くの予想家を配下においてもよいです
し、逆にもっと絞ってもよいです。
今回は絞りきれなかったので6個ピックUPしました。
さすが最も売れている競馬専門紙だけあって予想家の成績はさすがの一言です。
今回は1日の予想結果から判断しましたが、あなたはできるだけ長く(最低1
ヶ月)は成績表を作り続けて判断して下さい。
続いて、一馬のトラックマン予想家複勝成績について見ていきましょう。

うーん、先週の日曜日は皆さん苦戦だったようです。
特に庄司さんはかなり優秀な予想家の一人なのですが、結果を見る限りイマイ
チです。
この的中率、的中時平均配当を踏まえ、一馬も競馬ブック同様、優秀な予想家
を5人(5個)ピックUPします。

競馬ブックの上位予想家陣に比べるとイマイチな感が否めませんが、本紙成績
が安定しているのはさすがです。
では、これらピックUPした優秀な予想家陣を利用してどのように戦うのか具体
的に解説してゆきましょう。

私は普段自分では予想をしないので、「自分の予想」は抜かし、競馬ブックと
一馬からピックUPした優秀な予想家10人と先週日曜日のデータマイニング
予想着順予想結果を一覧表にしてみました。
もしあなたが優秀な複勝予想家であったならば、上記一覧にあなたの予想結果
も加わります。
この一覧表から戦い方を決めます。
例えば、資金10万円で強者の戦略+強者の戦術をとる場合、
まず資金を「1:2:4」に配分
歩兵 :14300円
騎馬隊:28600円
本隊 :57100円
歩兵14300円を金丸法で運用。
よって、資金をさらに「1:3:9」に配分。
1100円:3300円:9900円
強者の戦略によって資金配分は決まりました。
次に戦術面です。
強者の戦術である3連敗中の予想家は、一馬の本紙◎とデータマインイング
予想3位の2人です。
このうち、データマイニング予想3位は現在7連敗中であり、「レアケース」
の度合いが一馬の本紙より高いようです。
そこで、28日(土)福島競馬場1Rのデータマイニング予想3位に1100円
を投資して合戦開始です!
このように、各競馬新聞のトラックマン予想家複勝成績を最低1ヶ月間はチ
ェックして優秀な武将を配下に置いて戦います。
今回は、たった1日の成績で判断していますが、あなたも普段使っている競馬
新聞で同様の一覧を作ってみて下さい。
成績表作りを1ヶ月続けることにより、複勝で使える予想家、使えない予想家
が分かってきます。
さらに、「的中不適中の流れ」というものも自然と見えてくるのです。
次回は、優秀な予想家である「オッズ」について解説してゆきたいと思います。

私の競馬必勝法8【[各論]JRA-VANを使う】

前回更新から一週間がたちました。
あなたの予想をノートにまとめ、複勝的中率、的中時平均配当について
研究してみたでしょうか?
出来ればこのまま1ヶ月は研究を続けてみて下さい。
人それぞれ、色々感じたことはあるかと思いますが、大きく分けて2つの問題
点を感じられた人が多いかと思います。
<問題点その1>
複勝3連敗又は5連敗することが無く、強者の戦術、弱者の戦術が採れない。
勝負機会が少ない。
<問題点その2>
的中時平均配当は150円をクリアするものの、配当150円以下の的中も多い。
問題点その2については後日【オッズを使う】の段で説明しますので、
今回は問題点その1の解決法について解説したいと思います。
【優秀な武将を雇う】
問題点その1「勝負機会が少ない」という点について。
1日12レース、3会場併せても36レースしかない中央競馬において、複勝
3連敗又は5連敗する状況というのは少ないものです。
せいぜい1会場1日1,2回勝負機会があるかないかといったところでしょう。
例えば、5連敗後に金丸法をスタートし、歩兵、騎馬隊は架空投資という弱者
の戦術+弱者の戦略を採用した場合、実資金で勝負するまでには相当の時間を
必要とします。
下手したら数週間勝負機会がない。
なんてこともあり得ます。
そこで、少しでも勝負機会を増やすための方策が必要となります。
ここで少し考えてみて下さい。
あなたならどうやって的中率及び的中時平均配当を維持しつつ勝負機会を増や
しますか?
・・・
毎回答えが単純で申し訳ありませんが、
的中率30%以上、的中時平均配当150円以上の予想家を多く雇えばよいのです。
例えば、
クリックで拡大
この場合。
あなたと予想家Bの予想は今日絶好調で、長い連敗をしていませんが、予想家
Cの本命は6R終了時点で3連敗、8R終了時点で5連敗中です。
そこで、
強者の戦術なら7レースから金丸法をスタート(図中赤線)
弱者の戦術なら9レースから金丸法をスタート(図中青線)
させます。
このように、的中率、的中時平均配当が高い予想家を多く雇えば雇うほど「レ
アケース」の純度が増し、勝負機会も増えてくるのです。
ただし、予想家を雇うと言ってもバカ高い有料予想や、競馬ソフトが必要なわけ
ではありません。
これから数回に分けてお金があまり掛らない優秀な予想家陣について解説して
ゆきますのでご安心下さい。
【優良予想家:JRA-VAN NEXT】
JRA-VAN NEXTとは、中央競馬のデータベースサイトJRA-VANが提供する、
出馬表や開催当日のオッズなどをリアルタイムで表示する、ネット競馬新聞ソフトです。
この「JRA-VAN NEXT」のサービスには、JRA-VANの膨大な
過去の成績データの統計に基づいて全着順を予想する、人工知能を使ったデー
タマイニング着順予想というものがあります。
(※データマイニングとは
クリックで拡大
この図の赤矢印部分がデータマイニング着順予想です。
このデータマイニングによる着順予想を複勝予想に活用します。
クリックで拡大
これは、先週東京競馬場の7日目(土曜日)、8日目(日曜日)のデータマイ
ニング順位予想の複勝結果です。
先週は予想順位1位の的中時平均配当が低いのがイマイチですが、データマイ
ニング予想順位1,2,3位の複勝成績はかなり優秀であることが分かります。
私はJRA-VANネクストのサービス開始当初から、このデータマイニング
予想を利用していますが、データマイニングの予想順位1位から3位は複勝的
中率30%前後を維持しています。
的中時平均配当も150円~200円前後を維持しており、月額840円とい
う低い利用料にもかかわらず、かなり優秀な予想家です。
この、JRA-VANネクストのデータマイニング1位予想、2位予想、3位
予想を利用することにより、
・あなた(※的中率30%以上、的中時平均配当150円以上あれば)

JRA-VANネクストの
・1位予想
・2位予想
・3位予想
という優秀な4人の武将を、あなたは傘下に加えたことになります。
次回は、さらに多くの名武将をあなたの下に馳せ参じさせる手法をお教えいたします。

私の競馬必勝法7【[各論]あなたの予想を使う】

まず初めに、強者の戦術、弱者の戦術についてのおさらいです。
競馬は理論上独立試行によるゲームであり、株で言うところのランダムウォー
ク理論が当てはまるはずである。
しかし、私は競馬を従属試行によるゲームと捉えており、株で言うところのチ
ャート分析同様、過去の的中不適中で予想することは可能であると考えている。
そこで、具体的には、
負けるリスク覚悟である程度大胆に勝負回数を増やすのが強者の戦術であり、
「複勝予想が3連敗した時点で金丸法をスタートさせる」
リスクを踏まえ、勝負レースを徹底的に厳選するのが弱者の戦術であり、
「複勝予想が5連敗した時点で金丸法をスタートさせる」
以上が、私の考える戦術でした。
株式投資におけるチャート分析というものは、典型的な従属試行を基礎とする
理論で、過去の株価の変動を基に、将来株価が上がるか下がるかを予想します。
その数あるチャート分析理論の一つに「ポイント・アンド・フィギュア分析
法」という、株価が上がったら○株価が下がったら×といった具合に一覧表を
作り、その変化で株価を予想するという理論があります。
詳細な説明は、株に関する書籍に譲るとして、私の戦術はこの「ポイント・ア
ンド・フィギュア分析法」理論を超簡略化したものです。
ここで、私の戦術について、あなたが不思議に思うであろう点を解説します。
疑問1.なぜ強者の戦術では「3連敗」した時点で金丸法をスタートするの
か?
これは、的中率のリスクを考えているからです。
複勝的中率が30~40%以上ある人は、3回に1回は的中する確率のため、
基本的に3連敗しにくいはずです。
もし、3連敗したとしたらその時点で「レアケース」ということになります。
そこで、この「レアケース」になった時点で金丸法をスタートさせれば、3連
敗する確率はかなり低いだろうという理屈です。
疑問2.なぜ弱者の戦術では「5連敗」した時点でスタートするのか?
これは、的中率のリスクだけではなく、的中間隔についてのリスクも考え
ているから
です。
例えば、複勝的中率が30~40%だったとしても、
○○○×××|××××
という的中間隔の場合、確かに30%の的中率ですが、3連勝後7連敗してお
り、強者の戦術で「|」から金丸法をスタートしても3連敗してしまい的中を
拾えません。
しかし、これが弱者の戦術では的中を拾えることになります。
○○○×××××|××○・・・3回目で的中
もちろん、これは「超レアケース」ですが、とにかく破綻を避けなければなら
ない弱者にとっては、このような慎重なレース選びというものが必要となるの
です。
資金の潤沢な強者は、強者の戦略を使い、強者の戦術で大胆に
資金の少ない弱者は、弱者の戦略を使い、弱者の戦術で慎重に
戦うのがベストです。
【あなたの予想を使う】
あなたは普段競馬予想をする際どのような理論を使っていますか?
スピード指数?データマイニング?血統?サイン?馬中欄と調教欄で判断?
先日も言ったように、これらのミクロ的な観点からの競馬予想術は、私にとっ
て武器に過ぎません。
正直な話、どれを選んでもかまいません。
とにかく、
・的中率30%以上
・的中時平均配当150円以上
の予想術であればなんでもOKです。
これは、馬券種でも同様です。
単勝、枠連、馬連、ワイド、3連単
どの馬券種であろうと、
的中率30%以上、
的中時平均配当150円以上
であればOKです。
ここら辺が元祖金丸法と私の考える新金丸法の違いです。
元祖金丸法の条件は、
・勝負するのはメインレースや重賞レースのみ、
・購入する馬券種は複勝、
・狙う馬券は単勝人気3番人気以内、
という決まりがありますが、
私の新金丸法の条件は、
・的中率30%以上、
・的中時平均配当150円以上
これだけです。
そこで、まずあなたに新金丸法を適用できるだけの予想力があるのか調べる必
要があります。
とりあえず、実資金を賭けずに1ヶ月分のあなたの予想の成績データを集めて
みましょう。
あなたは普段、高配当を狙いすぎて外れるだけで、複勝だったら
的中率30%以上、
的中時平均配当150円以上
なんて簡単にクリアできるだけの予想力を持っている人かもしれません。
では、まずノートと鉛筆を用意して下さい。
もしあなたが普段、馬連と3連単を主に利用している場合、
・複勝
・馬連
・3連単
の的中率と的中時平均配当を検証してみます。
馬連、3連単は、購入点数が多い場合と少ない場合に分け、さらに、複勝は自
分の予想の本命と対抗について調べます。
keiba.jpg
上記の表の場合、的中率、的中時平均配当のバランスが優れているのは、複勝
の対抗と馬連20点買いです。
どちらを利用しても良いのですが上記の例の場合、購入する馬券が多いと、締
め切り時間に間に合わないことも予想されるので、予想がより簡単な複勝の対
抗を選ぶことをおすすめします。
このような検証を経て、最終的に自分が金丸法を運用する武器を見つけること
になります。
最低1ヶ月は実資金を賭けずに検証して下さい。
ひょっとすると、あなたは的中率60%以上、的中時平均配当200円以上の
複勝のプロであることが判明するかもしれません。
逆に、的中率30%以上、的中時平均配当が150円以上の条件を満たさない
予想力であった場合は、残念ながら他の予想手段を探すことになります。
そこで次回、強力な予想手段である「JRA-VAN NEXT」を使った戦い方について
解説したいと思います。
(今回長くなってしまいましたので更新予定を変更しました)

私の競馬必勝法6【独立試行従属試行】【強者の戦術弱者の戦術】

【独立試行、従属試行】
今日はあなたに真実をお伝えしなければなりません。

{+}
実は、当サイトに書いてある競馬必勝法は全て理論的に破綻しています。
なぜなら、どの理論も従属試行に基づいている理論だからです。

当サイトでも「ウィナーズ投資法」と「馬法の方程式」で少し出てきましたが、
確率を語る上では、独立試行と従属試行という2つの前提があります。

●従属試行とは、確率用語で前回の結果によってその確率が変わることを言います。

●その反対が独立試行と言い、前回の結果によって確率が変わらないことを言います。

例えば、当たりくじが1本、はずれくじが1本入っているボックスがあったとします。
一人がくじを引き、はずれだったとして、そのくじをボックスに戻す場合は独立試行。
ボックスに戻さない場合は従属試行となります。

ボックスに戻す場合、次の人が当たりくじを引く確率は50%
ボックスに戻さない場合、次の人が当たりくじを引く確率は100%

このように、前提によって確率が大きく異なってくるのです。
マーチンゲールにはじまる当サイトで紹介してきた多くの競馬必勝法は、従属試行を前提
としており、

はずれれが続いたから次に当たりがくる確率が高くなる。

よって、掛金を増額させる。
という考え方に基づいています。

私の競馬必勝法の基となる金丸法も「1:3:9」と資金を増額させており、根本理論は
マーチンゲール法と同様従属試行を前提にしています。

しかし、競馬は独立試行のゲームといわれています。

よって、連敗が続いたからもうそろそろ勝ちがきそうだ、とか、連勝しているからそろそ
ろ負けがきそうだといった考え方はまったく根拠が無いのです。

1番人気馬が今後一生勝たないなんてことも理論上あり得ます。
これは、競馬の世界に限ったことではなく、この世にあるほとんど全ての投資商品は独立
試行に基づいています。

株式投資の世界には、プリンストン大学バートン・G. マルキール教授の
「ランダムウォーク理論」という考え方があります。
この理論を一言で説明すると、

チャート分析しようが、ファンダメンタル分析しようが、スーパーコンピューターを使お
うが、猿がダーツで銘柄を選び株を買うのと結果は変わらない。

酔っぱらいが歩くように株価はランダムに動くので、株価の予想なんて誰にも出来ない。
という理論です。

競馬の世界も株の世界と同様に、
独立試行である以上、必勝法なんてないのです。

が・・・

この独立試行に基づくランダムウォーク理論少しナンセンスな話だと思いませんか?

経験というものを全く考慮していないのです。

プリンストン大学教授にたてつく気はありませんが、この世の中は010101のデジタルの世
界ではありません。

1番人気馬が今後一生勝てないなんてことはないでしょう。
武豊が今後一勝もできないなんてこともないでしょう。
あなたの競馬予想が今後一生はずれ続けるとしたら、それはセンスなさ過ぎです。
競馬自体をやめましょう。

いつかは当たりがくる以上、はずれくじはボックスから除かれているのです。

1番人気馬が、
東京競馬場
1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着、1着・・・9連勝中
阪神競馬場
着外、着外、着外、着外、着外、着外、着外、着外、着外・・・9連敗中
だったとしたらあなたは次にどちらの競馬場の1番人気馬を買いますか?

・・・

私だったら絶対阪神の方です。
経験上1番人気馬が10レース連続着外はなんてそうはあり得ないからです。
まして複勝を買うならなおのことでしょう。

これが経験というものなのです。
また、たとえ独立試行を前提として競馬を考えた場合であっても悲観する必要はありません。

なぜなら、独立試行の考え方を前提にすると、前回書いた
「金丸法は5回に1度は破綻する」
という概念がなくなり、
「あなたは今後ずっと勝ち続ける」
という可能性だってあるのですから。

【強者の戦術、弱者の戦術】

競馬予想術と言ったら、スピード指数理論、データマイニング理論、オッズ理論、サイン
など古今東西多種多様のものがありますが、私の戦術はごくごく単純です。

競馬は必ず的中する従属試行のゲーム、連敗した後に実資金を賭ければよい。

これだけです。

もっと細かく説明すると、私の戦術は戦略同様、強者の戦術、弱者の戦術に分けられます。
リスク覚悟である程度大胆に勝負回数を増やすのが強者の戦術
リスクを踏まえ、勝負レースを徹底的に厳選するのが弱者の戦術
です。

どちらを選ぶかは、各自どこまでリスクを覚悟できるかによって変わります。

別に、強者の戦略をとる人が弱者の戦術を採用しても良いし、逆に弱者の戦略をとる人が
強者の戦術を採用してもかまいません。
ただし、私の経験上相性としては、
強者の戦略には強者の戦術が、
弱者の戦略には弱者の戦術が合っていると思います。

<強者の戦術>
複勝予想が3連敗した時点で金丸法をスタートして下さい。

<弱者の戦術>
複勝予想が5連敗した時点で金丸法をスタートして下さい。

この戦術を基本として、武器である予想術を組み合わせてゆきます。
私の中では、タイム理論、オッズ理論、データマイニング理論、サイン予想など、あらゆ
る予想法は「戦術」というよりもその下である「武器」に過ぎません。
次回は、各種「武器」別の戦い方について解説してゆきたいと思います。

私の競馬必勝法5【弱者の戦略】

今日は弱者の戦略について説明していきたいと思います。
あなたは1万3千人を率いる真田幸村だと思って読み進めて下さい(笑)
おさらいになりますが、金丸法の最大の弱点は、
3回に1回複勝を当てるのはそうそう簡単ではない。
つまり、戦術を駆使することにより40%程度の高複勝的中率を確保したとしても、
3連敗する確率は、
0.6の3乗≒21%
5回に1回の確率で3連敗してしまうことになります。
金丸法は転がりそうで転がらない。
これが金丸法の最大の問題でした。
そこで、強者の戦略では、資金を3分割して金丸法の破綻確率を減らすとともに、たとえ
1,2度破綻したとしても、資金配分に「1:2:4」の強弱をつけることによって負け
分を取り戻しリスクを回避しました。
では、資金が少ない弱者はどのような戦略をたてればよいのでしょうか。
例えば、
・資金13,000円
・複勝的中率約40%程度
・的中時の複勝平均配当は1.5倍以上
であった場合。
あなたならどうやって運用しますか?
・・・
答えは単純で、「強者の戦略」の「本隊」のみで戦えばよいのです。
強者の戦略と同じように資金を配分するというのも一つの手ですが、私なら兵力を一点に
集中させて一点突破をはかります。
なぜなら、むやみに資金を分割したとしてもリスクの割に資金があまり転がらず、効率が
悪いからです。
しかし、資金を一点に集中し、全額13,000円を普通に金丸法で運用していたのでは
金丸法の弱点を克服できず、5回に1回の割合で破綻が訪れてしまいます。
そこで、強者の戦略同様に資金を分割したと想定し、歩兵、騎馬隊は机上の勝負をするの
です。
歩兵  :     0円
騎馬隊:     0円
本隊  :13,000円
強者の戦略同様に歩兵、騎馬隊を金丸法で架空運用。
歩兵、騎馬隊が全滅した場合(金丸法で2回連続失敗した場合)に初めて実資金である本
隊を動かします。
本隊13,000円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
本隊の目標回収率は140%、具体的には利益額5,200円です。
金丸法で運用し、利益が5,200円以上出たら、つまり18,200円以上まで転がっ
たらいったん勝負終了。
歩兵での架空運用に戻ります。
そして、再び歩兵、騎馬隊が全滅したら(金丸法で2回連続で失敗したら)、実資金であ
る本隊を動かします。
本隊18,200円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
本隊の目標回収率は143%、具体的には利益額7,800円です。
金丸法で運用し、利益が7,800円以上出たら、つまり26,000円以上まで転がっ
たらいったん勝負終了。
この時点で総資金がスタート時の倍になりましたので初期投資額の13,000円をプー
ルして下さい。
これであなたは競馬で負けなかったことになります。
あとは残りの13,000円で好きなだけ勝負を続けて下さい。
あれ?
強者の戦略は7ヶ月後に初期投資額を回収できたのに対し、弱者の戦略は2ヶ月で初期投
資額を回収できてる???
と思うかもしれませんが、弱者の戦略は、
「2ヶ月」ではなく、「2回」の勝負で初期投資額を回収している
のであって、歩兵、騎馬隊が全滅してから本隊を動かすため結構時間はかかります。
歩兵、騎馬隊がなかなか全滅しない予想力のある人は、下手をすると一生勝負機会がない
かもしれません(笑)
ここら辺は、リスクに対する考え方によって人それぞれ戦略をアレンジすることが出来ます。
自分は13,000円なんてたいした額ではない。
と考える人であれば、歩兵が全滅した時点で本隊を動かしても良いでしょう。
ただし、13,000円なんてたいした額ではない。と考える人はリスクを抑えながら歩
兵、騎馬隊でコツコツ転がすことができる「強者の戦略」をとった方が私は良いと思います。
以上が「弱者の戦略」です。
弱者の戦略では全然儲からないじゃないか!
と考える人もいるかと思いますが、動かせる資金が少ない以上仕方がありません。
雪だるまを作っていると思って少しずつ少しずつ転がし、最終的には「強者の戦略」をと
れるように頑張りましょう。
2週に渡って「強者の戦略」と「弱者の戦略」を考えてきましたが、これらの戦略を支え
ているのは複勝的中率30から40%前後の「戦術」です。
次回は、複勝で勝つための「戦術」について解説してゆきたいと思います。

私の競馬必勝法4【強者の戦略】

今日はいよいよ強者の戦略について解説してゆきますが、その前に、金丸法の最大の弱点
についてお話ししておきたいと思います。
金丸法の最大の弱点
それは、
3回に1回複勝を当てるのはそうそう簡単ではない。
ということです。
先日話したとおり、全く予想せず、運のみで複勝馬券を買った場合の的中率は、
18頭立ての場合6分の1つまり約17%程度です。
後にお話しする戦術を駆使することにより40%程度の複勝的中率を確保したとしても、
3連敗する確率は、
0.6の3乗≒21%
です。
つまり、5回に1回の確率で3連敗してしまうことになります。
金丸法は転がりそうで転がらない。
これが金丸法の最大の問題です。
これを踏まえた上で、
ここからが強者の戦略についての説明です。
あなたは10万人を率いる徳川家康だと思って読み進めて下さい(笑)
前提として、
・資金は10万円
・的中率は後日お話しする戦術を駆使して40%程度
・的中時の複勝平均配当は1.5倍以上
・目標とする金額(回収率)110%/月
であった場合。
まず、資金10万円を7等分し、
「1:2:4」
に配分します。
歩兵  :13,000円 (割合10%)
騎馬隊:26,000円 (割合20%)
本隊  :61,000円 (割合40%)
はじめに、歩兵13,000円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
歩兵の目標回収率は180%、具体的には利益額10,000円です。
金丸法で運用し、利益が10,000円出たら、つまり23,000円まで転がったら
10,000円プールします。(イーストコーストプログレッションの考え方)
この時点で総資金は11万円。
目標回収率110%/月に到達したのでその月の勝負を終了します。
もし5回に1回あるであろう3連敗してしまい、歩兵が全滅したら騎馬隊を繰り出します。
騎馬隊も歩兵と同様、26,000円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
騎馬隊の目標回収率は、150%、具体的には利益額13,000円です。
金丸法で運用し、利益が13,000円出たら、つまり、騎馬隊が39,000円まで転
がったら13,000円をプールします。
これで全滅していた歩兵分が復活しましたので、スタートに戻り歩兵で勝負します。
もし5回に1回あるであろう3連敗してしまい、騎馬隊が全滅したら本隊を繰り出します。
本隊もこれまで同様、61,000円を金丸法で転がします。(資金配分1:3:9)
騎馬隊の目標回収率は、164%、具体的には利益額39,000円です。
金丸法で運用し、利益が39,000円出たら、つまり本隊が100,000円まで転が
ったら39,000円をプールします。
全滅していた歩兵分と騎馬隊分が復活しましたので、スタートに戻り歩兵で勝負します。
以下繰り返し。
翌月は、11万円を「1:2:4」に分割して同様に勝負します。
歩兵  :15,700円 (割合10%)
騎馬隊:31,400円 (割合20%)
本隊  :62,900円 (割合40%)
総資金が110%(1.1倍)になったら2ヶ月目の勝負も終了。
100,000円×1.1倍×1.1倍×1.1倍×1.1倍×1.1倍×1.1倍×1.1倍≒194,800円
スタートして7ヶ月を経過した時点で総資金がスタート時の倍、約200,000円になります。
この時点で初期投資額の100,000円をプールして下さい。
これであなたは競馬で負けなかったことになります。
あとは、好きなだけ勝負を続けて下さい。
以上が「強者の戦略」です。
つまり、歩兵で目標とする月間回収率110%/月を目指し、騎馬隊、本隊は前線が破ら
れた場合のバックアップ資金となります。
歩兵の目標回収率は、約180%。
騎馬隊の目標回収率は、約150%。
本隊の目標回収率は、約160%。
いずれも金丸法においては非常に現実的な目標回収率で、数回金丸法で転がれば十分にク
リアできる目標ラインです。
一気に本隊までやられてしまう可能性は、
3連敗する確率21%の3乗≒0.0093
約1%、つまり100回に1回しかありません。
今回は月間の目標とする利益額を10%に設定しましたが、8%、5%、3%という具合
に低く目標ラインを設定すれば更にその月の破産リスクは低くなります。
目標利益額月間8%の場合・・・8,000円
歩兵の目標回収率・・・約162%
目標利益額月間5%の場合・・・5,000円
歩兵の目標回収率・・・約138%
目標利益額月間3%の場合・・・3,000円
歩兵の目標回収率・・・約123%
歩兵の目標回収率が下がれば当然早くその月の競馬をやめることができ、その月の破産リ
スクが低くなるのです。
逆に、目標とする利益額を高く設定すれば月の破産リスクが高まりますが、早く転がるこ
ととなり、初期投資額を早く回収することができ、競馬そのものにに対する破産リスクが
低くなります。
ただし、目標利益額を高く設定するにしても低く設定するにしても、目標回収率が変化す
るのはあくまで歩兵のみです。
騎馬隊、本隊は、万が一前線が破られた場合のバックアップですので目標回収率をできる
だけ低く設定し、安全性を高めておく必要がある点に注意して下さい。
<「強者の戦略」考え方のまとめ>
強者の戦略は、「必勝法」ではなく100回に1回は破綻が生じる戦略です。
その100回に1度の不幸がおとずれる前に初期投資額10万円をプールしてしまえばあ
なたに負けはなくなります。
月の目標利益額を高く設定し、早く転がして初期投資額10万円を早く回収するのがよいか、
月の目標利益額を低く設定し、破産リスクそのものを少なくするのか、
これら目標利益額の設定は人それぞれの性格によって異なります。
迷う人も多いかと思いますが、自分の性格にあった方を選択して下さい。
ただし、あまり冒険的な目標利益額を設定してはいけません。
月の目標利益額上限は200%以内にすることをおすすめします。
また、
目標利益額に到達したら必ずその月の勝負はやめて下さい。
「利益が出たら勝負をしない」これこそが強者たる者の戦い方です。
孫子曰わく、
 凡そ用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。
 軍を全うするを上となし、軍を破るはこれに次ぐ。
 旅を全うするを上となし、旅を破るはこれに次ぐ。
 卒を全うするを上となし、卒を破るはこれに次ぐ。
 伍を全うするを上となし、伍を破るはこれに次ぐ。
 是の故に百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。
 戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。
以上が強者の戦略ですが、競馬にそんなにお金を賭けられないという人も多いでしょう。
そこで、次回は多額の資金を競馬に投資できない人のための「弱者の戦略」について解説
したいと思います。
次回・・・【地上最強の戦略】その3.弱者の戦略。

私の競馬必勝法3【追い上げと転がし】

当サイトで紹介してきたとおり、競馬必勝といわれる戦略には昔から主にマーチンゲール
法を基礎とする「追い上げ」系の戦略と、パーレイ法を基礎とする「転がし」系の戦略の
2種類があります。
追い上げ系の基本戦略であるマーチンゲール法は守りの戦略。
転がし系の基本戦略であるパーレイ法は攻めの戦略。
です。
マーチンゲール法(追い上げ)の場合、100円でスタートし、的中時平均配当2倍の馬
券を購入した場合、
10回目までの総掛金は102,300円!
10回目に勝った場合の払い戻しは102,400円!
的中時の配当が2倍であった場合利益はたったの100円!!!です。
段々投資額が増えてゆくのに利益額は低く、これでは精神的に持ちません。
理論上は「必勝」の戦略ですが、予算が無限大の人しか実用が困難な戦略です。
一方、パーレイ法(転がし)の場合、100円でスタートし、的中時の配当が2倍の場合、
10回転がると資金が102,400円に膨れあがります。
回収率なんと1,024倍!!!
しかし、途中で1度でもはずれれば100円損することとなり、マーチンゲール法と異なりパーレイ法は「必勝」の戦略とはいえません。
ここで質問です。この2つの戦略あなたならどちらの戦略を選びますか?
・・・
私なら断然パーレイ法を選びます。
なぜなら、人にはそれぞれ予算というものがある以上、無限の資金力を必要とするマーチ
ンゲール法は机上の空論に過ぎず、一方パーレイ法はローリスクハイリターンな戦略とい
えるからです。
しかし、10連勝というのはものすごく難しく、不可能に近いというのも事実です。
的中率50%という高確率な予想力を持っている人でも10連勝する確率は、
0.5の10乗=0.0009765・・・!!!
つまり、1,000回に1回あるかないかです・・・
では、どうしたらよいのか?
守りの戦略であるマーチンゲール法と攻撃的な戦略であるパーレイ法を混ぜた戦略を考え
ればよいのです。
当サイトで紹介した各種転がし系投資法のうち、
グッドマン法バーネット法イーストコーストプログレッション金丸法
がそれに当ります。
この中でも私は「金丸法」を基本戦略とし、それに「イーストコーストプログレッショ
」を組み合わせて戦略を作りました。
イーストコーストプログレッションの「プールする」という考え方と、金丸法の「複勝馬
券で勝負する」という考え方を組み合わせるのです。
複勝馬券の優位性については他のサイトでも議論しつくされているところかと思うのでい
まさら解説する必要はないかもしれませんが、一応ここでまとめておきます。
馬券には控除率というものがあります。つまり、胴元であるJRAの取り分です。
これが、単勝、複勝馬券は25%、その他の馬券種は30%です。
わずかですが、5%の開きがあるのです。
また、複勝馬券は理論上的中率がものすごく高い点が重要です。
複勝の的中率は、18頭立ての場合18分の3、つまり6分の1です。
馬連の的中率は、18頭立ての場合153分の1。
馬単の的中率は、18頭立ての場合306分の1。
このように、予想力云々は関係なしに的中する確率が複勝はダントツなのです。
もちろん、その分配当が低いのですが、
例えば馬連の場合、オッズ10倍台の馬券を10点均等買いしたとすれば、的中時の平均
配当は2倍以下になります。
つまり、複勝1点買いした場合と大差ないのです。
    
競馬戦略を運用する場合、前回【戦略と戦術】で書いたように、予想術より資金運用術が
大切となります。
よって、複勝馬券を選んで予想は簡略化し、資金運用により重点を置くのが最善なのです。
以上の理由から「複勝馬券をメイン」とする金丸法を基本戦略に選ぶわけですが、当サイ
トでも紹介したように、金丸法には勝負レースが少ない点など弱点が多く存在します。
その弱点を改良して戦略を組み立ててゆくのです。
ただし、戦略といっても1通りではなく、2種類必要となります。
それは、
多くの資金を投入することのできる人のための「強者の戦略」
少ない資金しか投入できない人のための「弱者の戦略」
の2つです。
次回からはそれぞれの戦略について具体的に説明していきましょう。

私の競馬必勝法2【戦略と戦術】【名戦略家VS名戦術家】

【戦略と戦術】
【戦略】とは、長期的視野、複合思考で特定の目標を達成するために力や資源を総合的に
運用する技術・科学である。
【戦術】とは、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動し
て戦闘力を運用する術である。
出典:ウィキペディア
簡単に言えば、マクロ的視点に立っているのが戦略、ミクロ的視点に立っているのが戦術
です。
これを競馬に当てはめると、当サイトで紹介しているマーチンゲールにはじまる資金配分
に関する各種競馬必勝法は戦略にあたります。
一方、競馬における戦術とは、スピード指数、コンピ指数、サイン理論、調教理論など、
各種勝ち馬予想に関する必勝法がこれにあたります。
つまり、戦略=資金配分術、戦術=予想術と考えて下さい。
今まで説明はしていませんでしたが、実は当サイトでも各所で「戦略」と「戦術」を使い
分けて書いています。
当サイトでは主に戦略面に重点を置いて競馬必勝法を紹介してきたため、戦術面の解説は
少ないのですが、「ウィナーズ競馬必勝法」「馬法の方程式」で少し戦術を紹介しています。
戦略がいくらすばらしくても予想がダメならばその戦略は机上の空論に過ぎません。
パンクします。
戦術(予想)がどんなにすばらしくても戦略がそれにマッチしていなければ儲かりません。
良くてトントンでしょう。
例えば、もしあなたが戦略としてココモ法を採用したならば、
的中率10%、的中時平均配当300%
の予想力が無ければパンクします。つまり、10回までにオッズ3倍の馬券を当てる戦術
が必要なのです。
金丸法ならば、
的中率33%、的中時平均配当150%
つまり、3回に1回オッズ1.5倍以上の馬券を的中させる戦術が必要となります。
このように、当サイトで紹介している各種戦略を採用するには、その戦略に必要な条件を
満たす戦術が必要となるのです。
逆に、
的中率10%、的中時平均配当300%
的中率33%、的中時平均配当150%
の予想力を持つ人が、何ら戦略を持たず均等買いしたところで果たして儲けることができ
るでしょうか?
一目瞭然です。・・・儲けることができません。
戦略だけでは競馬に勝てず、また、戦術だけでも競馬に勝てない。
戦略と戦術は両輪なのです。
戦略と戦術に分けて捉えると競馬は単純になります。
2,3ヶ月かけて一度あなたの戦術力(予想力)を調べてみて下さい。
その際大切になるのは、
的中率と的中時平均配当です。
一般に重要視されている回収率は、戦略を組み立てるにあたりあまり重要ではありません。
そして自分の予想力が分かったら、次に戦略をたてましょう。
あなたの戦術にマッチした戦略(当サイトで紹介している各種競馬必勝法)を採用すれば
それであなたの競馬必勝法が完成します。
均等買いでも十分儲かっているという予想力のある人なら、戦略によって更に儲けること
ができるでしょう。
自分の予想力を把握した結果、もしも自分には戦略の条件を満たす予想力がない、という
人がいれば、その時はじめて競馬で勝つために必要なものというのが見てきます。
足りないのは、
的中率でしょうか?
的中時の平均配当でしょうか?
的中率が足りないという人は、的中率を上げるための研究をして下さい。
的中時の平均配当が足りないという人は、的中時平均配当を上げるための研究をして下さ
い。
(私はおすすめしませんが、お金で予想力を高めるという道もあります)
ただ、自分で研究するのが面倒だ!というめんどくさがりな人は、今後も当サイトをチェ
ックして下さい・・・
【名戦略家vs名戦術家】
いきなりですが、徳川家康は天下を取った名将です。
しかし、彼は戦略家としては歴史上類を見ない名将ですが、戦術家としては凡将です。
徳川家康は、織田信長を手助けするも羽柴秀吉や柴田勝家など織田家直属の武将に比べて
華々しい武勲は少なく、「関ヶ原の合戦」「大阪の役」まで目立った活躍はありません。
特に、徳川家康vs武田信玄の「三方原の戦い」においては、老獪な武田信玄に屈し、
1,000人以上の死傷者を出し、徳川家康は大惨敗を喫します。
この戦いにおいて家康は、命からがら浜松城に逃げ帰り、恐怖のあまり馬上で脱糞したと
さえ言われています。
一方、真田昌幸・幸村親子は、天下一の戦術家です。
父昌幸は上田の役で、徳川秀忠38,000人の軍に対し2000人で応戦してこれを撃退。
子幸村は大阪夏の陣で、13,000+α人の徳川軍に対し3000人で突撃!
徳川家康に切腹を覚悟させるほどのところまで追い詰め、敵に「日本一の兵なり」
と言わしめたほどの名将です。
しかし、真田家は地方の一小大名に過ぎず、天下を取るには遠く及びませんでした。
これは一例に過ぎませんが、歴史上どのような場面においても、戦略力は戦術力を上回り
ます。
どんな名戦術家であっても天下は取れず、逆に戦略力があれば多少戦術面で失敗したとし
てもカバーできるのです。
競馬も同じで、多少予想力が低くても戦略がしっかりしていれば勝つことができます。
例えば、【戦略と戦術】で例示したように、
Aさん:的中率10%、的中時平均配当300%
Bさん:的中率33%、的中時平均配当150%
のごく平凡な予想力を持っていた場合。
均等買いでは全く利益を出すことができませんが、Aさんの場合はココモ法、Bさんの場
合は金丸法を適用することによって利益を出すことができます。
繰り返しますが、戦術は戦略でカバーできます。
競馬の世界では、一般的に予想力を持った人がもてはやされるため、TVやスポーツ紙な
どでも予想家の予想が当たった、はずれたという局地的な点が注目されがちですが、競馬
を投資と捉えるなら一番重視されるべきは予想の出来不出来ではなく
「いくら儲かったか」
なのです。
いつの時代も戦術家はヒーロー視されやすいため(私も徳川家康より真田幸村の方に魅力
を感じますが・・・)、目標の方向性を誤りやすいのですが、これからは名戦略家を目指
すようにしましょう。
以上ここまで戦略と戦術について解説してきましたが、
自分には予想力がないので採用できる戦略がない!
かといって予想力を上げることもできない!
という人も多いかもしれません。
ご安心下さい。
ここまでの解説は前提知識、序論でしかありません。
これからあなたに最強の戦略、最強の戦術をお教えします。
悪徳競馬情報商材を駆逐します。
オノケイジン

私の競馬必勝法1【まえがき】【最高規範】

【まえがき】
ここまで約半年の間、古今東西のあらゆる競馬必勝法を紹介してきましたが、本日より私
の競馬必勝法についてお話しします。
ここからが当サイトの本コンテンツです。
バカ高いあらゆる競馬関連の情報商材に負けない内容と自負しており、内容の全く無い検
索エンジン上位の情報商材宣伝競馬サイトに鉄槌を下すべく編集しています。
当サイトを毎週チェックすれば、あなたはもう詐欺的に高価な情報商材を買って騙される
ことは無くなることでしょう。
どの情報商材にも負けない競馬必勝法を伝授いたします。
なお、私の競馬必勝法を公開するにあたり料金を取ることはありません。
インチキ情報商材の広告に誘導することもありません。
ONOMANこと 小野けいじん
【最高規範】
さて、いきなりですが、あなたの概念をドラスティックに変える競馬必勝法探しにおける
最高規範をお教えします。
「株も競馬も変わらない。競馬をギャンブルではなく投資と捉えなければならない」
です。
ハァ?
と思われる方もおられるかと思いますが、これが最高規範、最高原則です。
私の考えた競馬必勝法は、楽しみながら儲けることを主眼としているのですが、スタート
に当たって少しまじめな話をします。
まず、はじめに私の競馬における目標利益について説明いたします。
私の目標は、【回収率110%/月(1.1倍)】です。
低い!
と思われる方もおられるかもしれませんが、私の競馬必勝法理論は転がし系ですので、
年に直せば、
1.1→1.21→1.33→1.46→1.61→1.77→1.94→・・・12ヶ月後=3.13
つまり、【回収率300%/年(3倍)】※と言うことになります。
競馬では700万馬券などというビッグニュースが多いため回収率300%というと少い
と思われがちですが、実はこれ凄い数字です。
今日投資の世界においては、
株、不動産、FX、IPO、商品先物、日経225
あらゆる投資商品がありますが、どれも絶対の必勝法はありません。
株式市場における投資信託においては、年20%(1.2倍)の利益率を毎年維持すること
ができるファンドマネージャーがいれば、そのファンドマネージャーは英雄扱いされる世
界です。
不動産投資においては、バブル期こそキャピタルゲインで年数百%の利益率と言うことも
ありますが、不景気の昨今はインカムゲイン8%(1.08倍)がせいぜいです。
上手な投資家でこの数字ですから、私の競馬における目標がいかに高いかわかるかと思い
ます。
私は競馬も上記投資商品の一つと考えています。
笑わせるな!競馬はギャンブルだ!
という人もいるかもしれませんが、実は株、不動産、FXなどもギャンブルに変わりあり
ません。
例えば、一般の株式投資家は何を見て株を売り買いしているのでしょうか?
多くの人は株式チャートを見て売買しています。
では、チャートとは何か?
過去の株価の変遷を書いたグラフです。
これって競馬新聞の馬柱欄と変わらないと思いませんか?
中には、企業のファンダメンタルを見て投資している。
という人もいるかもしれませんが、株の世界は複雑でいくらファンダメンタルが良好でも
天候、世界経済、事件、事故、あらゆる要素によって株価は変動するのです。
ファンダメンタルはそのうちのごく一部の情報にすぎません。
私的にはファンダメンタル≒調教、パドックという感じなのですがどうでしょうか。
日経新聞を読み万年筆を握るオジサン。
競馬ブックを読み赤鉛筆を握るオジサン。
どちらも同じです。
つまり、私が何を言いたいのかというと、「競馬で1ヶ月×倍!稼ぐ方法」とか、「回収
率×××%競馬必勝法」といった競馬特有の情報や誘惑を一切捨ててもらいたいのです。
(本当の意味での「ギャンブル」はごく一部のお小遣いで趣味程度に楽しみましょう)
本当に競馬で儲けたいなら概念を変えることから始めて下さい。
「株も競馬も変わらない。競馬をギャンブルではなく投資と捉えなければならない」
まずは目標とする利益レベルを株や不動産など一般の投資商品にまで下げましょう。
たとえ回収率120%/年だったとしても毎年これをコンスタントに続けることができる
のならば株における「スーパーファンドマネージャー」と変わらないのですから。
次回・・・私の競馬必勝法2【戦略と戦術】